色々と語っております・・・
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『アイツの無自覚には、アンタも苦労させられてるねぇ』
良く澤村に言われている台詞だ。
最近に至っては、希理子にまで言われ始めている。
言われる度に桜井は、表面上笑っているが、内心穏やかでない。
その言葉が示すように、アイツと指されている人物が、本当に楽天的で無自覚で困っているのだ。
高校生なりたての彼は、まだまだ子供の気持ちでいて、辛い過去を背負い自力で生きる術を知る澤村とは雲泥の違いだった。
澤村ほど大人びてしまうと、付き合う小林の方が苦労が耐えないが、それでも少しは見習って欲しいものだと感じてしまう。
無邪気な可愛さは、時として凶器にもなってしまうと言うことを。
「ま、気長に行くしかないかな……成瀬の場合は」
その部分に苦労させられる反面、愛しさが積みかなって行く桜井だった。
『くろう』
20110520
あかん、休憩したらダラケル(笑)
短いですが、成瀬に振り回されてる桜井さんが出ていれば良いな~と思います。
20分位で思い付いたから、ほんとに一文で失礼しました~
聞いていた曲が、平井さまの『いとしき日々よ』だったから、こうなっちゃったかも。
でも「く」は、いろいろ悩みすぎて迷走した文字でした。苦笑。
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今日仕事で「波紋」が読めなかった桜岡です←恥ずかしい~(;^_^A
おもっくそ「なみもん」っって言いました、はい。
おかしいなぁ…小話とか書いてるときは普通に「はもん」で打ち込むのに(笑)
さてさて。
小話もなんだか珍しくスラスラ出てきて『き』まで来たのかな。
ここまで二週間ほど、正直詰めて書いてるのは一週間ほど。
自分でも凄いよ!って本気で思ってます。
ネタは、そろそろ閃きが薄くなってきてますが(笑)
まま、ぼちぼち~やって行きます。
自分的に楽しいんで。
自己満足、全開☆
でも、ちょい休憩もしないと、詰めると燃え尽きる。苦笑。
ゆっくりになるかもですが、50書いてみます。はい。←「ん」までたどり着いたら奇跡だね!
そんな休憩の一環?ではありませんが、日曜に舞台、行ってきます~
ちょこと先日も書いたですが、バサラ舞台へ師匠と出掛けてきます。
日曜の昼の部。
わたしゃなんもしないで、引っ付いて行く奴…ですが、どんなんかドキハラしながら見てきます。
如何せん、この手の舞台は初めてなもんで…バレとかも見たこと無いんで、ほんとまっさらの気持ちで行ってきます☆
をっと、その前に…明日の仕事せねば(笑)
おもっくそ「なみもん」っって言いました、はい。
おかしいなぁ…小話とか書いてるときは普通に「はもん」で打ち込むのに(笑)
さてさて。
小話もなんだか珍しくスラスラ出てきて『き』まで来たのかな。
ここまで二週間ほど、正直詰めて書いてるのは一週間ほど。
自分でも凄いよ!って本気で思ってます。
ネタは、そろそろ閃きが薄くなってきてますが(笑)
まま、ぼちぼち~やって行きます。
自分的に楽しいんで。
自己満足、全開☆
でも、ちょい休憩もしないと、詰めると燃え尽きる。苦笑。
ゆっくりになるかもですが、50書いてみます。はい。←「ん」までたどり着いたら奇跡だね!
そんな休憩の一環?ではありませんが、日曜に舞台、行ってきます~
ちょこと先日も書いたですが、バサラ舞台へ師匠と出掛けてきます。
日曜の昼の部。
わたしゃなんもしないで、引っ付いて行く奴…ですが、どんなんかドキハラしながら見てきます。
如何せん、この手の舞台は初めてなもんで…バレとかも見たこと無いんで、ほんとまっさらの気持ちで行ってきます☆
をっと、その前に…明日の仕事せねば(笑)
あいたい。
アイタイ。
逢いたい。
自分の弱さを認める訳ではないが成瀬は今、日本と言う枠を越え海外で活動をしている桜井の事を思い浮かべている。
高校を卒業して、大学も決まっていたのに休校をしてまで、外の世界へ飛び出したかったのかと考えると、悲しさと腹立たしさが入り交じる。
せっかく想いが通じたのに、いきなりの別れ。しかも、期限の無いものだった。
「逢いたい……」
桜井が海外へ行ってから過ぎた日々は僅かで、日本では夏休みに入ろうかと言う季節を迎えていた。
日に日に鬱陶しい顔付きを露わにする成瀬へ澤村は、苛々しながら逢いに行けと尻を叩く。
しかし、日本の何処かならばともかく、相手は海外だ。
資金も要れば、パスポートも要る。
パスポートは、何かの為にと桜井が旅立った後、成瀬は短期間のバイトで獲たものを使い持っていた。
しかし、飛行機代や……今、桜井がどの国に居るのかすら判らない状況で、逢いに行けと言うのは無理難題である。
澤村も、そんな状況の成瀬と桜井に厳しくは言えないなと諦め、少しの優しさで愚痴くらいは聞いてやると宥めるのだった。
そんな話があってから数日後。
その日は日曜で部活も無く、雨が降りそうなどんよりとした空模様にフープにも行く気になれず成瀬は、部屋でぼんやりと過ごしていた。
黒雲の渦巻く窓の外を見、この空を自由に飛べれば良いのに……直ぐに桜井の元へ飛んで行くのに……と成瀬は考え続けて落ち込んで行く。
「徹、手紙よ」
心此処に在らずでいたせいか、郵便屋のバイクの音も、呼ばれていた声にも全く気付かずにいた成瀬は、部屋に手紙を持ってやって来た母親の姿に驚いた。
ぼんやりしているからでしょうと少し咎められた成瀬は、手渡された手紙がエアメールだと判った瞬間、嬉しい気持ちと悲しい気持ちが交互に体内を駆け巡っていた。
「……久し振りだな、桜井さんの手紙」
封を丁寧に切り中身を取り出せば、ほんの数行の手紙と……航空券がひらりと床に落ちた。
慌てて拾い上げた成瀬は、手紙に目を通し、うっすらと涙を浮かべる。
「俺だけじゃ無かったんだ……同じ気持ちで良かった」
薄い紙には『逢いたい。休みになったら来ないか?』とだけ書かれていた。
成瀬の心が晴れたように、黒雲の広がる空には青が戻っていた。
『きもち』
20110517
ちょっと半分寝ながら書いていたので、適当設定極まりない(特に)です。
ごめんなさい。
キスにしようかな~とか最初考えていたんですが、移動しながら久々に聞いた曲から、中身を変えました。
ハラダトモヨの「早春物語」
凄い声とか、曲調も綺麗ですが…悲しい曲なんです。
曲は、会いたくても会えないですが、成瀬と桜井さんは会いたくて会える、にしました。
自分で選んだ道だけど、成瀬に会えないのは…やっぱ寂しいやろ、と思ったのでした。
雨の中、見慣れた背中を見つけた。
車の行き来が激しい交差点の、信号機のたもとにうずくまっている。
傘もささずにずぶ濡れで、身動きひとつしなかった。
出来るだけ驚かさないようにとは思ったが、名を呼んだ瞬間、身体が揺れ動く。
「……何かあったのか?」
雨音と車の跳ね上げる水しぶきに俺の声も掻き消されそうだったが、辛うじて聞こえたようだった。
ゆらりと濡れそぼった身体を起こし、俯いたまま振り返る。
決して俺の顔を見ようとはせず、腕に抱いたタオルの中をずっと覗き込んでいた。
「……こいつ、俺の目の前でさ……」
タオルの端を指に掛け引き下ろすと、中にはもう息の無い子猫が居た。傷だらけになっている様子と、場所が場所だけに何が有ったか容易に判る。
泣きたいのを必死で我慢している姿に俺は、傘の中に入れてやり、然るべき場所へ行こうと伝える。
このままでは駄目だと判っているのだろう。
一人きりだと悲しくて、どうして良いか判らずにいたみたいだか、俺の言葉に頷きゆっくりと足を進め始めた。
遅れ遅れではあるが、覚束無い足取りで後を付いてきた。
役場の人には迷惑を掛けたが、無事に子猫を見送った。
濡れたまま役所に入る訳には行かず、玄関先まで出てきて貰い事情を説明する。
本来なら断られるだろう所だったが、親切な人で手厚くしてもらった。
「辛いが帰るぞ……お前が風邪を引いてしまう。親切にして貰って良かったな」
濡れた黒髪の滴を弾くように、少し強めにそれを撫でた。
嫌がる素振りもせず、唯、されるがままだった。
まだ降る雨の中へ、傘を差して歩き出そうとした時、シャツを軽く引かれ足止めをされた。
どうしたのかと問う前に、終始俯いたままにしていた顔を上げ、自慢のポーカーフェイスを台無しに泣いていた。
「……あんたは……俺を一人きりに……しねぇ……よ……な……」
最後の方は、泣き声に潰され言葉としては聞き取りくい感じになっていた。しかし、今までの生い立ちを知っている俺には、伝えようとしている事が痛いくらいに判ったか。
「大丈夫だ。お前を一人きりには絶対にしない……だから安心しろ、澤村」
自分でも恥ずかしい事を言っているのは、百も承知だ。
だが、目の前で雨に濡れ、か細く在る澤村に強い意志を示して見せる。
「安心して良い……信じろ」
まだ不安気に揺れている濡れたままの澤村を俺は、腕(かいな)に抱き止めた。
雨はまだ降り止まず、俺達を濡らし続けている。
『かいな』
20120516
すみません、こんな展開と言うか、事故の多い昨今にはどうかな?とは思ったんですが、ネタ振りが出来なかった若輩者です(T.T)
コバがカッコ良く出ていたら良いなぁ~と期待を込めて、結構澤村に対して強気ちゃんにしました。
普段ヘタレやから←私が書くと特に…
出来るだけ生々しい事は省いたので、あやふやなヶ所ばかりだと思いますが、少しでもコバサワ楽しんで頂ければ幸いです。
文化祭が始まった。
バスケ部は、澤村と希理子さんの目論見もあり、執事喫茶をする事になった。
澤村目当てに来るお客さんの女の子でいっぱいになるんだろうと俺が思っていると、希里子さんがにやにやしながら耳元で囁いてきた。
「おいおい、サル……うちのバスケ部は、澤村だけが目当てじゃないよ。桜井はもちろんだが、今川や小林なんかも影で人気があるんだぜ」
ほくそ笑む希理子さんほど怖いものは無く、俺は無言で首を上下に降った。
判ったかと言わんばかりの表情で、さっさと準備を済ませてチラシを配って来いと指示される。
俺は、大慌てで用意された衣装に着替えて部室を飛び出した。
「凄いお客さんね、なるちょ」
「……にしても澤村の周りだけ、殺気漂ってねぇか?」
「だって、女の子達が離れないんだもん……」
澤村にしてみれば、希里子さんとの裏取引が出来ているから、そりゃ頑張る筈だよね、と俺は思った。
でも、その手にしたものは、澤村にとっては生活の糧になるものだから、誰も咎めないし、小林さんですら怒らなかった。
桜井さんに至っては、冗談でもっと呼んでこようか、とか言う有り様。
遊びに来てくれた楠田さんや浩介は、目を点にして取り囲まれている澤村を眺めていた。
「で、なるとは……ウェイターなんだ」
「うん。これでも普段着ない格好だから、恥ずかしいんだけどね」
「十分可愛いと思うんだけどなぁ……裏方にしておくの、勿体ないわ」
「あ、ありがとう楠田さん。でも、俺、みんなみたいに上手く女の子の相手が出来ないから」
――――なら、傘張り浪人はどうなるんだ?!
ぼそっ、と二人はそう声にして苦笑いしていた。
そろそろ行くね、と俺は楠田さんと浩介に手を振ってキッチンへと戻った。
二人は、俺が慣れない手つきでコーヒーを入れたり、お皿を片付けたりしているのを見ていて、目があったら笑って頑張れと合図を送ってくれる。
俺も、頷いて仕事をこなしていった。
桜井さん達は、黒のタキシードを着て手には真っ白な手袋をしていた。その手で、お客さんでやって来た女の子達の手を取り、テーブルまで案内をする。そして手製のメニューを開いて見せ、オーダーを受ける。
俺達裏方は、それを用意して銀のトレーに乗せて出す。すると、オーダーを受けた執事役の人が、お客さんの前に並べて出す。
その間、会話をしたり写真の希望があれば一緒に撮ったり、もっと上のサービスも希望されれば執事役の人達は応えていた。
「わっ、ワルツもありなんだ」
楠田さんがシュウ……桜井さんと踊ってみたいと呟いた瞬間、浩介の顔が真っ青になっていた。
冗談よ、と笑って見せていたけど、興味ある素振りをしていた。
頼んでみようか?と聞いたら、楠田さんは怒られそうだから嫌だ、と俺の背中を突き飛ばした。
相変わらずお客さんは絶え間無く来て、執事役の人達は交代で休憩を取っていた。
小林さんがワルツ、と澤村は大笑いしていたけど、特訓の甲斐があって凄く綺麗な姿勢で踊っていた。
きっと澤村、内心腹立ってるんだろうな、とかぼんやり考えながら準備をしていると、桜井さんが休憩を取りに裏へやって来た。
「お疲れ様です。大変ですね……ずっと女の子達の相手で」
「成瀬は、楽しそうにみずき達と話していたじゃないか」
ちょっと怒ったような口調で、俺の言葉をあっさりと無視する。
大変な時に遊んでしまってすみませんでした、と謝れば、今度は眉間に深い皺を寄せて睨まれる。
「俺、桜井さんが怒るような事……しましたか?知らないうちにしていたら、すみませんっ!!」
思い切り頭を下げて謝れば、目の前から笑い声が聞こえてくる。
恐る恐る顔を上げれば、桜井さんは少し困ったような顔をして笑っていた。
訳が判らず首を傾げていると、焼きもちは妬いてくれないのかと言われた。
「焼きもち妬きたくても、仕方無いですよ……」
こればかりは行事なのだからと俺は、分からず屋の桜井さんから顔を背ける。
澤村と小林さんだって絶対、後で喧嘩してるに違いないんだから。
それくらい、頭の良い桜井さんなら分かっているのに、俺にこんな酷いことを言ってくる。
「良かった……成瀬がちゃんと妬いてくれていて」
――――嬉しいよ。
そう言って桜井さんは手袋をしたまま俺の手を取り、誰にもしていないサービスを俺だけにしてくれて、捌けたら二人きりで踊ろう……と言ってくれた。
「おどろう」
20120515
ちょっと考えていた話からずれたけど、執事桜井さん書けた~♪
コバに執事が務まるのかというツッコミは無しよ、と言うことで(笑)
ここの喧嘩は怖そうだわ…お金の為とは言え、矛盾して小林さんにぶちギレしそう…ガタブル。
こちらは、焼きもち妬いてる成瀬と、焼きもち妬いてくれていて安心してる桜井さんでした。
成瀬に対するサービス、ほどほどに(笑)←ちゃいますよ~手にキスして、ちゃんと捌けたらワルツ踊るだけですよっ!!
(なに、この言い訳?!)