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先輩が誘ってくださって、見てきました☆
いやぁ、あなどるなかれ…めちゃくちゃシナリオ良いし、出来も抜群、殺陣もゲームの技っぽく仕上がっていて、見応えありました!!

最初、ちょい抵抗(行くまで)あったんですが、見てビックリ!!
素晴らしかったです♪

誘ってくださって感謝しっぱなしで、お茶して帰ってきました。
帰ってます(笑)



DVD、間違いなく購入確定しました…前半見ただけで☆



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『アイツの無自覚には、アンタも苦労させられてるねぇ』

良く澤村に言われている台詞だ。
最近に至っては、希理子にまで言われ始めている。
言われる度に桜井は、表面上笑っているが、内心穏やかでない。
その言葉が示すように、アイツと指されている人物が、本当に楽天的で無自覚で困っているのだ。

高校生なりたての彼は、まだまだ子供の気持ちでいて、辛い過去を背負い自力で生きる術を知る澤村とは雲泥の違いだった。
澤村ほど大人びてしまうと、付き合う小林の方が苦労が耐えないが、それでも少しは見習って欲しいものだと感じてしまう。
無邪気な可愛さは、時として凶器にもなってしまうと言うことを。


「ま、気長に行くしかないかな……成瀬の場合は」

その部分に苦労させられる反面、愛しさが積みかなって行く桜井だった。




『くろう』
20110520



あかん、休憩したらダラケル(笑)
短いですが、成瀬に振り回されてる桜井さんが出ていれば良いな~と思います。
20分位で思い付いたから、ほんとに一文で失礼しました~


聞いていた曲が、平井さまの『いとしき日々よ』だったから、こうなっちゃったかも。
でも「く」は、いろいろ悩みすぎて迷走した文字でした。苦笑。

今日仕事で「波紋」が読めなかった桜岡です←恥ずかしい~(;^_^A
おもっくそ「なみもん」っって言いました、はい。
おかしいなぁ…小話とか書いてるときは普通に「はもん」で打ち込むのに(笑)



さてさて。
小話もなんだか珍しくスラスラ出てきて『き』まで来たのかな。
ここまで二週間ほど、正直詰めて書いてるのは一週間ほど。
自分でも凄いよ!って本気で思ってます。
ネタは、そろそろ閃きが薄くなってきてますが(笑)

まま、ぼちぼち~やって行きます。
自分的に楽しいんで。
自己満足、全開☆




でも、ちょい休憩もしないと、詰めると燃え尽きる。苦笑。
ゆっくりになるかもですが、50書いてみます。はい。←「ん」までたどり着いたら奇跡だね!





そんな休憩の一環?ではありませんが、日曜に舞台、行ってきます~
ちょこと先日も書いたですが、バサラ舞台へ師匠と出掛けてきます。
日曜の昼の部。
わたしゃなんもしないで、引っ付いて行く奴…ですが、どんなんかドキハラしながら見てきます。
如何せん、この手の舞台は初めてなもんで…バレとかも見たこと無いんで、ほんとまっさらの気持ちで行ってきます☆

をっと、その前に…明日の仕事せねば(笑)




あいたい。
アイタイ。
逢いたい。


自分の弱さを認める訳ではないが成瀬は今、日本と言う枠を越え海外で活動をしている桜井の事を思い浮かべている。
高校を卒業して、大学も決まっていたのに休校をしてまで、外の世界へ飛び出したかったのかと考えると、悲しさと腹立たしさが入り交じる。
せっかく想いが通じたのに、いきなりの別れ。しかも、期限の無いものだった。

「逢いたい……」

桜井が海外へ行ってから過ぎた日々は僅かで、日本では夏休みに入ろうかと言う季節を迎えていた。
日に日に鬱陶しい顔付きを露わにする成瀬へ澤村は、苛々しながら逢いに行けと尻を叩く。
しかし、日本の何処かならばともかく、相手は海外だ。
資金も要れば、パスポートも要る。
パスポートは、何かの為にと桜井が旅立った後、成瀬は短期間のバイトで獲たものを使い持っていた。
しかし、飛行機代や……今、桜井がどの国に居るのかすら判らない状況で、逢いに行けと言うのは無理難題である。
澤村も、そんな状況の成瀬と桜井に厳しくは言えないなと諦め、少しの優しさで愚痴くらいは聞いてやると宥めるのだった。




そんな話があってから数日後。
その日は日曜で部活も無く、雨が降りそうなどんよりとした空模様にフープにも行く気になれず成瀬は、部屋でぼんやりと過ごしていた。
黒雲の渦巻く窓の外を見、この空を自由に飛べれば良いのに……直ぐに桜井の元へ飛んで行くのに……と成瀬は考え続けて落ち込んで行く。

「徹、手紙よ」

心此処に在らずでいたせいか、郵便屋のバイクの音も、呼ばれていた声にも全く気付かずにいた成瀬は、部屋に手紙を持ってやって来た母親の姿に驚いた。
ぼんやりしているからでしょうと少し咎められた成瀬は、手渡された手紙がエアメールだと判った瞬間、嬉しい気持ちと悲しい気持ちが交互に体内を駆け巡っていた。

「……久し振りだな、桜井さんの手紙」

封を丁寧に切り中身を取り出せば、ほんの数行の手紙と……航空券がひらりと床に落ちた。
慌てて拾い上げた成瀬は、手紙に目を通し、うっすらと涙を浮かべる。

「俺だけじゃ無かったんだ……同じ気持ちで良かった」

薄い紙には『逢いたい。休みになったら来ないか?』とだけ書かれていた。



成瀬の心が晴れたように、黒雲の広がる空には青が戻っていた。




『きもち』
20110517





ちょっと半分寝ながら書いていたので、適当設定極まりない(特に)です。
ごめんなさい。
キスにしようかな~とか最初考えていたんですが、移動しながら久々に聞いた曲から、中身を変えました。
ハラダトモヨの「早春物語」
凄い声とか、曲調も綺麗ですが…悲しい曲なんです。

曲は、会いたくても会えないですが、成瀬と桜井さんは会いたくて会える、にしました。

自分で選んだ道だけど、成瀬に会えないのは…やっぱ寂しいやろ、と思ったのでした。








雨の中、見慣れた背中を見つけた。
車の行き来が激しい交差点の、信号機のたもとにうずくまっている。
傘もささずにずぶ濡れで、身動きひとつしなかった。
出来るだけ驚かさないようにとは思ったが、名を呼んだ瞬間、身体が揺れ動く。

「……何かあったのか?」

雨音と車の跳ね上げる水しぶきに俺の声も掻き消されそうだったが、辛うじて聞こえたようだった。
ゆらりと濡れそぼった身体を起こし、俯いたまま振り返る。
決して俺の顔を見ようとはせず、腕に抱いたタオルの中をずっと覗き込んでいた。

「……こいつ、俺の目の前でさ……」

タオルの端を指に掛け引き下ろすと、中にはもう息の無い子猫が居た。傷だらけになっている様子と、場所が場所だけに何が有ったか容易に判る。
泣きたいのを必死で我慢している姿に俺は、傘の中に入れてやり、然るべき場所へ行こうと伝える。
このままでは駄目だと判っているのだろう。
一人きりだと悲しくて、どうして良いか判らずにいたみたいだか、俺の言葉に頷きゆっくりと足を進め始めた。
遅れ遅れではあるが、覚束無い足取りで後を付いてきた。








役場の人には迷惑を掛けたが、無事に子猫を見送った。
濡れたまま役所に入る訳には行かず、玄関先まで出てきて貰い事情を説明する。
本来なら断られるだろう所だったが、親切な人で手厚くしてもらった。

「辛いが帰るぞ……お前が風邪を引いてしまう。親切にして貰って良かったな」

濡れた黒髪の滴を弾くように、少し強めにそれを撫でた。
嫌がる素振りもせず、唯、されるがままだった。
まだ降る雨の中へ、傘を差して歩き出そうとした時、シャツを軽く引かれ足止めをされた。
どうしたのかと問う前に、終始俯いたままにしていた顔を上げ、自慢のポーカーフェイスを台無しに泣いていた。

「……あんたは……俺を一人きりに……しねぇ……よ……な……」

最後の方は、泣き声に潰され言葉としては聞き取りくい感じになっていた。しかし、今までの生い立ちを知っている俺には、伝えようとしている事が痛いくらいに判ったか。

「大丈夫だ。お前を一人きりには絶対にしない……だから安心しろ、澤村」

自分でも恥ずかしい事を言っているのは、百も承知だ。
だが、目の前で雨に濡れ、か細く在る澤村に強い意志を示して見せる。

「安心して良い……信じろ」

まだ不安気に揺れている濡れたままの澤村を俺は、腕(かいな)に抱き止めた。


雨はまだ降り止まず、俺達を濡らし続けている。




『かいな』
20120516



すみません、こんな展開と言うか、事故の多い昨今にはどうかな?とは思ったんですが、ネタ振りが出来なかった若輩者です(T.T)



コバがカッコ良く出ていたら良いなぁ~と期待を込めて、結構澤村に対して強気ちゃんにしました。
普段ヘタレやから←私が書くと特に…





出来るだけ生々しい事は省いたので、あやふやなヶ所ばかりだと思いますが、少しでもコバサワ楽しんで頂ければ幸いです。

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