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写真添付、忘れてたぁ~っ!!

もう2個とも腹のなかに収まりました(笑)




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二個とも私めの腹のなかに入る予定ですが…何か(笑)

くまもん、の可愛さに負けて買っちゃった。
一個だけって寂しかったから…二個で(*^.^*)


これから食べつつゲームしてくるぜぇ♪
昨日やっと政宗さま一周目クリア(遅)
右目を連れて二週目goっ!!




寒い寒い校庭を、駆けずり回る成瀬と澤村の様子を見付けた桜井は、講堂に足を向けた。
そこには怒りを露にした小林と、宥めている今川が居た。
他の部員は、触らぬ神に祟りなしと言わんばかりに練習をしていた。
明らかに外を走っている二人が小林の怒りの原因だと、桜井は苦笑いしながら近付いた。

「皆が若干引き気味だぞ。外の二人は、何を仕出かしたんだ?」

「……言うのも憚られる内容です」

「は?!」

眉間に深すぎる皺を彫っているが、その割りには恥ずかしそうな物言いをする小林に、小首を傾げて頓狂な声を出してしまう。しかし、言わんとする所が桜井も朧気ではあるが、様子で察する。
つい、と小林の傍に寄り、耳打ちをした。

「因みに、最初に吹っ掛けたのは、どっちだ?」

「珍しく成瀬の方から……でした」

「間違っている……いや、まぁ、多分合ってるかな?」

――――したの、しないの、だろ?

桜井の呟きを聞いた瞬間、小林の頭頂部から湯気が立ち上がるのを見た気がした。
やっぱり、と肩を落とした桜井は、口元を隠してまた苦笑いをしてしまう。
笑い事ではないと小林は、真っ赤になりながらも桜井を諫めるのに咳払いを一つした。
どうも成瀬は、他人様の事情とやから気になるらしく、傍にいて尚且つ同じ様な状況下にある澤村が気になるのだった。
澤村も、触れられたくない事情にしつこく食い付いてくる成瀬に腹を立て
、あわや殴り合いにまで発展しかけた所を、小林に雷を落とされたのだった。

「最初……は、どちらだろうな」

「……桜井さんまで、そんな事……え?」

「そう言う事……だ」

桜井の言葉を頭の中で整理してみた小林は、出てきた答えにまた顔を赤くしてしまうのだった。




「さいしょ」
20120524





隣の芝生が気になる……成瀬と、相手が相手だけに触れられたくない澤村でした(笑)

桜井さんが手出しするんだろうなぁ…と思いながら、敢えて出さずにいて頂きました。
小林さんは…澤村曰く、触れないでくれ!だと思います。苦笑。






君の声が、とても好きだ。

笑ったり、怒ったり。
泣いたり、喜んだり。
したり顔をして生意気な事を言ってみたり。
洋楽を口ずさんでみたり。

色々な表情に合わせて、色々な声を聞かせてくれる。


でも。
それは、皆が知っている彼の『声』であって、自分だけが知っている『声』もある。







「……頼むから寝言で俺の名を叫ばないでくれ」

心臓に悪いことこの上なしと小林は、隣で気持ち良く寝息を吐いて熟睡している澤村へ、溜め息を吐いて愚痴る。
肩肘を付いて身体を起こせば、無邪気な顔をして眠りに就いている姿を見下ろす格好になる。
憎たらしい程に整った顔付きで大人びた澤村も、眠っていれば可愛らしいものだと、声を押さえて笑った。

「お前の夢に出てきている俺は、どんな風だろうな」

現実からかけ離れた自分で無いことを祈りつつ、前髪が上がり見えている額に唇を宛がいキスを施す。
そして身体を横たえた小林は目を閉じ、澤村と同じく夢路へと沈んでいった。



「こえ」
20120523





さぁ、ネタの閃きが尽きてきたぞ(笑)
澤村の声は、さぞ良いだろうとの事。
どんなシーンの声とかは、想像にお任せするとして~
この子素直じゃないから、寝言とかでガンガン本音言いそうな感じで…隣で稀に寝てる小林さん良い迷惑蒙ってそうだと思います(笑)


きっと、嬉しい迷惑聞いても、澤村の為に言わなさそう…ひっそり喜ぶんだろうな…なんて。



ちょいと中途半端ではありますが、退散致しまする~




「すまない。弟が師範に呼び出されて、道場に行ってしまった」

「あ、全然良いっすよ。俺は、店の手伝いしますから」

生活が苦しくなるとつい昼食を抜く事が増える澤村は、良く部活で倒れている。と言うより、体よく練習に参加しない理由にしている。
成瀬が見かねて小林に耳打ちするせいか、上手いタイミングで『店の手伝い』に誘われる。
悪いとは思いながら、それが小林の不器用な優しさなんだと澤村は切なくなり、受け取ってしまう。
バイト代が出る訳ではないが、食事を一緒にするのが報酬だった。
親と離れて暮らす澤村には、本当の家族の様に接してくれる小林家の暖かさが嬉しくもあった。






仕事で頼まれた配達を数件、かなりの重さの品物を、細腕の澤村は手際よく捌いて行く。
鍛える一環だと、きちんとした姿勢を保って荷を上げ下げする。そのお陰も有るのか無いのか、腕力と背筋力が付いてきた。
少しずつ地味な鍛え方ではあるが、体力の維持が貧弱な澤村には良いことだった。

「正博君、道場に行って来てくれないか?」

「どうしたんですか?」

「流石に朝一番で呼び出された弟も、へばる頃だろう。これを師範に渡して、連れて帰ってきてくれ」

渡された物は、風呂敷に包まれた重箱に一升瓶。
どうやら作りたての惣菜や寿司が詰まっているそうだ。それを摘まみながら一杯酒を頂いて貰おうと言う算段らしい。
それと引き換えに弟を免除してやって欲しいとの、兄の考えである。
しかし、澤村もこの師範を見知っているだけに、これだけで放免して貰えるか否か、不安であった。

「俺まで巻き添え、食らったりして」

「多少は……すまないが、覚悟をして欲しい。部活、部活で師範が寂しそうにしていたからな」

「ははっ。負けないように行ってきます」

小さい頃から小林兄弟の剣を見てきた師範だからこそ、何時まで経っても幼い頃のままでいるのだろう。
ついつい構いたくなる、そんな気持ちなのだろと澤村は感じていた。
手渡されたものを古めかしい自転車に積み込み、サンダル履きの澤村の足はペダルを踏む。
ギシギシと油の足りないチェーンを回し一路、小林家の次男坊を迎えに向かった。








案の定。
小林家長男坊からだと手渡されたものに師範は喜んでいたのだが、板張りの道場に寝そべり返っている小林家次男坊と共に
澤村は、暫くしごきあげられたのであった。




「けいこ」
20120521



これ書いてると多分、短編ぐらい行きそうなネタになってきたので、ここで締めさせて頂きました。苦笑。

我が子同然に可愛がってきた次男坊を部活に取られ、少し面白くない師範。
澤村が同じ部活に居て、尚且つ酒屋を手伝っているのは、次男坊をいたぶる(笑)のにちょうど良いネタで……ちょくちょく呼び出しては、二人をシバいてます

まぁ、かくしゃくとしたジイサンと思ってください。
次男坊は、部活と澤村と言う存在で少し変わったな、とは勿論気づいていましてよ(笑)


ちょっと補足が長くなりましたが、アットホーム的小話でした。







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