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もう言葉使いが難しすぎて、コミックスを何度読んだか!!
そして、先輩の下の名前・・・漢字間違っていたらスミマセン!!
週マガ引っ張り出すのが大変で、調べられませんでした・・・汗。
初めて書いたコードブレイカーSSです。いつもの事ながら一発打ち込みです・・・
もっと広まって欲しいです・・・正直、紙媒体で見たいです!!!
「さぁ、お茶の準備が出来ましたよ」
「おおっ!! いつもの事ながら鮮やかな手際。先輩の煎れるお茶は格別、菓子も美味い!! 」
「桜小路さんに褒めて貰えて嬉しいですよ。子犬と……そこに居る刻の分もありますよ」
桜小路桜がコードブレイカー達と関わりを持つ様になって後、仕事〈バイト〉が終われば恒例となっているティータイム。
何処からともかく取り出したテーブルセットには、既に甘いお菓子と平家が煎れた自慢の紅茶が用意されていた。
ティーサービスする手を休める事無く平家は、少し離れた場所で紫煙を燻らせている刻に声を掛けた。
「此処が公園の中でも一番目立つ噴水前だって事、判って……ナイか。っつーか、あのヘンタイにはカンケー無いかもネ」
平家に声を掛けられるだけなら無視していただろう刻は、既にテーブルに着いている桜にも声を掛けられは無視できなかった。
口にしたたばこを地面へと投げ捨てると、頭の後ろで手を組み斜に構えた態度でテーブへ近付く。
『どうぞ』と椅子を引き座る事を平家に促された刻は、黙ったまま腰を掛けた。
*****
麗らかな午後のひと時、木漏れ日の中でのティータイム。
風と紅茶の柔らかな香りと、穏やかな口調で続く桜と平家の会話。
その二人の様子を傍観する事に決めた刻は、目の前に出されたケーキをゆっくりと食しティーカップを口に付ける。
何時も刻を小馬鹿にしている子犬も、今日は珍しく彼の膝の上で丸くなり眠っていた。
〈桜チャンって真っ直ぐすぎンだよね……〉
少々、鬱陶しくも思う所もある桜だが、訳あり集団・コードブレイカーの中に在るその姿は、嫌ではない。
フォークを口に銜えたままテーブルに片肘付いている刻は、そんな事を思いながら二人の様子を唯、眺めていた。
自分の持つコードナンバーより上の位置に在る男に、さり気なく告白されている事にも気付かぬまま……
*****
「ところで、先輩? 」
「どうかしましたか? 桜小路さん、改まって……」
「先輩に聞きたい事が……」
----トップシークレットな事には口を閉ざしますよ。
桜の振った言葉に平家は、手にした本を閉じそっ、とテーブルへと置く。
両肘をテーブルへ預け、口元を覆い隠す様に手を組む。
そして、視線だけで桜に話しを続きを促した。
「先輩は異能で人を縛るが……先輩自身は何かに縛られていたりするのだろうかと……」
此処には居ない大神や遊騎、刻にしても『何か』に縛られコードブレイカーして存在している。
ならば平家も……と思い、桜は問いを投げかけ彼を見詰める。
余り表情の多くない平家ではあったが、その疑問に口元を隠していた両手が外れ、惚けた顔を一瞬する。
しかし、直ぐに『何時も』の平家に戻ると、手にしたカップから優雅に紅茶を含む。
そして……
「私は、多くの悪を束縛しますが……私を、この平家将臣を束縛して許されるのは……唯、一人だけですよ」
隣に在る息吹を肌で感じながら小さく微笑み、こう桜に答えた。
隣 / 20090524
うーん、すみません判りづらくって・・・
今、絶賛拝読中のコードブレイカーという漫画のSSです。
事ある毎に週マガのバレで「ヘンタイ」と呼ばれている平家先輩が好きで・・・
自分ではナカナカ書く事無いと思っていましたが、バトンでの有り難い×ゲーム〈笑〉に後押しして頂き・・・初書き。
平家・刻と言うCPが好きです。
この中で刻君は、置き去りにして先輩の一方通行で締めてみた。
しかし、バトン回して下さった方のSSがあんまりにも素敵すぎて・・・引きずられました。
未熟者めが!!!!!
こんな「告白劇」・・・先輩は絶対しなさそうな人だけど・・・頑張ってして頂きました。苦笑。
本当に被ってしまって・・・お許し下さいませ!!!
スライディング土下座!!!