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ちゃんと何処の場所で見れるかとか、いつ見れるか…きちんと調べてないですがスミマセン。


ちょうど京の誕生日辺りからだと、そして流星群の名前が紅さんの星座だったのでネタにしました。



こんなことをしていて叱られそうなんですが(スミマセン、色々…何も出来てなくて)、リハビリがてらに京誕生日SSです。



まだ、誕生日は続くよ…
アキラ様のネタに、書きかけの桜井さん…先祖帰りしたんでリョーマも付けとけ(笑)

なんだかグタグタ感満載ですが…よろしければ、この下よりどうぞ♪



リハビリにもなってないかも…(涙)














「貴重な時間を、俺に貸してくれないか?」

そう言われ最初は面倒臭いと断っていた京と、なかなかと折れない紅丸は押し問答を暫く続けていた。
どうして今日は、やけに頑ななのだろう。
何時もなら、一度断れば諦めが入るのに……
そんな事を思いながら紅丸の懇願に、ほとほと疲れてきたのか京は、部屋のあちらこちらに視線を外し、上の空になり始める。
と、その時。
目にしたもので彼が、気障な事を始める気なのだと気付く。
だいたい誘い文句からも伺えるが、元々が気障な性分の紅丸なのだから、言葉もすることも何もかもが京にしてみれば、鼻に付くのである。
しかし……

「判ったよ……ったく、くだらねぇトコだったら、二度と付き合わないからな」

愚図っていたが、紅丸の台詞に従うと返事を返した。
その言葉を聞くなり紅丸は、京の腕をしっかりと掴み、逃げ出してしまわないように早速と行動を始める。部屋から連れ出し愛車に押し込むと、何処かへ向かって急発進させたのだった。
部屋から無理やり連れ出され車に押し込まれる迄の京は、握られた腕が痛いと怒鳴り、目の前にある彼の金色した髪を引っ張っり続けていた。




**



「……で、何処へ行く気だ?」

「内緒。あと少しで着くからさ」

京を押し込み車を飛ばし続けていた紅丸は、何処へ向かうのか、何をしようとしているのか……質問する京への答えをはぐらかせ続けていた。
何度となく同じやり取りを繰り返していたが、飽きてきたのかこれ以降、京は口を開くことはなかった。
車中に流れるのはラジオからの音楽とDJのトーク。会話の無くなった2人の間に唯、音を放つだけだった。
運転に集中しながらも紅丸は、バックミラーに映る京の姿を盗み見る。
ウィンドウに肩肘を付き、拗ね膨れた様な顔付きで外の景色を眺めていた。
そんな彼に心中だけで謝り、目的地迄の道程を急ぐのだった。



京の誕生日を迎える時間まで、あと僅か。
それまでには辿り着きたいと紅丸は、アクセルを強く踏み続けた。




**



高速道路を駆けていた車は、山道をひたすらに走り続けていた。
流れて行く景色を見ながら京は、彼の意図に何となく気付き始めていた。
ちら、と腕に留められてる時計を見れば、午前零時を少し回った所だった。
きっと紅丸のことだから内心、残念にしているんだろうな……と思っていた時、車がゆったりとした動きで停車した。

「着いたぜ」

着いたと言われ黙ったまま車を降りた二人は、その外気の冷たさに自身を掻き抱く。

「こんなクソ寒い所まで連れて来るなら、一言いいやがれ!」

ぶるぶる震えている京に、片手を顔の前に立てて紅丸は謝る。
此処は、山の頂上だろうかと思える場所。
余りにも明かりが無く、暗すぎて良く周りが見えていない分、月明かりと星明かりはとても美しく、都会の空の下では見ることが出来ない見事な煌めきだった。

降りた車のボンネットに腰掛けて紅丸は、天上を指差す。

「……ほんっと気障過ぎる」

「良いだろう?きっと京なら判るだろうな……ってね」

「途中まで判ってなかったっつーの。時間……残念だったな」

「それは仕方ないかな。でも、この時を京と一緒に過ごせるのは……凄く嬉しいけどね」

「……るせぇ」

ボンネットに腰掛けている紅丸の横へ、京も腰掛ける。
隣り合わせでいても、互いの顔を見ることは無く、深い夜の空を見上げた。
煌めきながら流れて行く星々の軌道が、そこにはあり物語を紡ぎだす。
吐く息は白く、身体も芯から冷えてきていたが、それをも忘れてしまうくらいに綺麗で、儚くもある流星の群れに目を奪われていた。

「誕生日、おめでとう」

「……」

紅丸は、隣で顔を見られたくないと考えている京へは視線をくれず、天上の星を見つめたままに祝福をする。
改めて祝われるとと恥ずかしくて京は、暗がりである事を幸いに顔を朱色にして言葉を発する事なく頷いた。
しかし、それだけでは礼が伝わらないと、熱を持つ自身の指を、隣に在る大切な人の五指へ、緩やかに穏やかに絡めた。




京は、煌めく流星へ想いを乗せて……紅丸に送り続けるのだった。 





星に、想い、乗せて /20091212





時々ネタでスミマセン。
詳しく調べてなくて…な双子座流星群が見れるとのラジオの情報より。

双子座って紅さんの誕生日噛んでるし、今日くらいからその流星群が見え始めるらしいので…ネタネタ!!と食い付いた仕事中←アホか。


紅京だろうが~と、ここで根性出して書かないと勿体ない!!と仕事帰りにガリガリしました(笑)

ちょっとマンガ買い込んで腕が痛かったけど、頑張ったよ!!
間に合ったよ…ほっ。



紅さんもロマンチストだが、京もロマンチスト以外のなにものでも無かろう!と…
京はきっと、流星群の事を知っていたと思う。
多分、高速降りて山道走り出した辺りから気付いたと思う。
と、補足をしてみる。←未熟なり・・・涙。


私、星ネタとか夜空ネタ好きなんで…パターンでも仕方ないかと笑ってやってください。




相変わらずの携帯一発打ちで…詰めが甘かったり云々在ると思いますが、許してやってください。




改めて、京、誕生日おめでとう♪
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